気が抜けた一日

 今日は曇り空で、少し肌寒く・少し風邪の強い日でした。

朝、会社へ向かう途中、消防車がうるさく走り出して、慌ただしく・騒がしい月曜日の朝でした。

今どき、火事か？こんな時間に？珍しいなぁっ～と何気無く思ったのでした。

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昼頃、携帯に1本の電話が・・・・・。いつも電話のかかってくる会社の社長さんからでした。

「あんちゃん。　わしの会社が隣の火事で、貰い火で、半壊したんやっ。哀れな格好になったら、見に来てくれや！」という電話でした。

突然の電話に正直、ビックリしました。あの時の午前中の火事が、お客さんの隣から出火した家事だったのです。

急な仕事もなかったので、大慌てで、現場に向かいました。

消防団の経験もなく、ましてや身近で、火災に遭われた方もなく、初めての経験でした。

現場付近に近づくと焦げ臭い匂いがしており、見るも無残な状況になってました。

幸い、朝の仕事前だったようで、誰もいなかったようで、人の被害はありませんでした。

下の写真で右側のお宅の所からが、火元だったようです。

工場の右側が、住居や事務所になっており、そちらの被害がありました。

もちろん当店の収めた、家電製品もあったのでした。

お客さんに僕が出来ることと言ったら、ちょうど、このお客様、パナ安心カードに加入されていたので、 家電製品安心保険の書類をとおすことしかありませんでしたので。

連絡を取り、罹災（りさい） 証明書を消防署から交付してもらって欲しいということでした。なにぶん初めての経験で、よくわからなかったのですが、 情報化社会なので、インターネットで調べて、お客様にお伝えしました。

また、夜、自宅へ　近火見舞い（近火見舞いとは） のお酒を届けに行き、

「今回は大変なことになりましたねっ。僕が出来ることは　また、させて頂きますので、大変でしょうけど、頑張って下さいねっ。また、 宜しくお願いいたします。」と、若奥様にご挨拶してきたのでした。

火事って怖いですねっ。これから、後始末が大変です。

おそらく、貰い火の被害に遭われ、納得できないと思います、 気持ちの整理をつけるには少し時間がかると思います。いつもよくお会いし・御世話になっている方だけに、 お客様の気持ちを察すりました。

今日は　昼から慌ただしい一日でしたが、人事ではない気持ちで、今日は気が抜けた日でした。